住宅評論家
インタビュー
住んでいるだけで
誇らしく思える
場所がある
一般社団法人 住まいる総合研究所井口 克美氏
約30年間に渡り住宅情報の広告営業に携わり、見学したモデルルームや現地は1,000件以上。
住まいの選び方・不動産市況等に関するセミナーや住宅記事の執筆などを行う。
大阪天満宮とともにある
天神橋一丁目
そこに住んでいるだけで誇らしく思える場所がある。1000年以上の歴史をもつ大阪天満宮を中心とする天満も そういう場所のひとつではないだろうか。
江戸時代から、大阪三郷の一つである「天満組」として知られ、現在の南天満公園のあたりには、天満青物市場を始め多くの市場ができ、「天下の台所」と呼ばれるほどだった場所である。
大阪天満宮は江戸時代だけでも7回焼失しているが、その度に真っ先に再建されたのは、大阪の人々にとって、 大阪天満宮がシンボルであり、心の拠り所であったためであろう。また、浄瑠璃や歌舞伎などの上方文化が栄える場所でもあった。実際、江戸時代には落語や人形浄瑠璃などの小屋が立ち並んでいたという。
日本の三大祭りのひとつである天神祭が、1000年以上にわたり受け継がれてきているのも、大阪の街にとって 大切な存在であることの証である。
天神橋1丁目は「大阪天満宮」の南側に隣接する門前町であり、大阪の長い歴史を受け継いできた誇り溢れる街 と言えるのではないだろうか。
歴史ある建物や生活様式をあえて残すことが、街の魅力を上げることにもつながる。
大阪市には、歴史的文化的な町並みや雰囲気など、地域の特性を生かして魅力ある住宅地の形成を図るHOPE事業というものがある。市内で6地区が選定されているが、大阪天満宮を中心とする天満地区も、その一つである。
天満地区は「もてなし」のまちなみづくりがテーマになっており、「つなげる」「よそおう」の2つの方針に沿っ て取り組みが進んでいる。「つなげる」では、町家や蔵、お屋敷など昔ながらの建物を修復しながら保全・活用す るもので、蔵を生かしたお店やギャラリーなどが見受けられる。
また、昔ながらの建物とのつながりを大事にし、 街の建物は周囲の伝統的様式の建物と軒の高さを合わせ、壁面線を揃えるなどの工夫がされている。また、「しつらい」では、1階の入り口付近にガラス張りの「しつらい空間」の設置や、敷際や入り口付近のたたきを石畳風 にするなど、建物の足回りを和の要素で「おそろい」にしている。
こうした「天満」らしさが残る街並み、伝統 がこだわりの住宅環境を作り出している。
Osaka Metro
谷町線・堺筋線「南森町」駅へ
徒歩5分
マンション選びにおいて、交通アクセスは非常に重要な要素であり、共働き世帯が主流の現在においては「職住近接」を求めて、通勤に便利な場所を選ぶ傾向が強くなっている。
「2017年関西新築マンション契約者動向調査」によると、住まい選びにあたって求めた暮らし方イメージの第1位は「仕事や通勤に便利」である。また、大阪市内の契約者が物件を検討する上で重視した項目の第2位は「最寄り駅からの時間」、第3位は「通勤アクセスの良いところ」と、交通アクセスを非常に重視していることが分かる。
当マンションの交通アクセスは、Osaka Metoro 谷町線・堺筋線「南森町」駅へ徒歩5分、JR東西線「大阪天満宮」駅徒歩 4分と、2駅3線が徒歩5分圏内にある。
さらに、京阪本線・Osaka Metro 堺筋線「北浜」駅まで徒歩 10分、京阪中之島線「なにわ橋」駅まで徒歩10分、京阪本線・Osaka Metro 谷町線「天神橋」駅まで徒歩12分と生活圏に利用できる駅が5駅5線ある。通勤や通学に便利なだけでなく、将来の運用を踏まえても使いやすい物件と言えるのではないだろうか。
天神橋1丁目は、北区でありながら、歴史があり落ち着いた住宅環境が整った場所。そのポジショニングはとて も魅力的だと言える。
当マンションを中心とした半径2キロメートル圏内には、「梅田」「北浜」「淀屋橋」「本町」といったビジネスの 集積地がありながらも、大阪城や毛馬公園、大川沿いの桜並木など、史跡と豊かな自然が揃っているのである。 つまり、ビジネスゾーンとして発展していく「動」の魅力と、守られて変わらない歴史や自然の「静」の魅力の両方を手に入れることが出来るのである。
さらに、当マンションは、そんな天神橋筋1丁目の中で、南西角地、3方接道という、独立性が高い立地に建つ 全戸南向きのマンションである。当マンションの南側前面道路は道幅11メートと広く、南側の建物との距離が十分に取れるので日当たりもよく、ゆとりが感じられる。これだけの条件が揃っている本物件は貴重ではないだろうか。
四季が感じられる
自然環境が身近に。
職住近接を求めて大阪市内に住まいを求めると、利便性は高いが豊かな自然環境を身近に求めることが難しいことが多い。しかし、天神橋筋1丁目は都心にありながら、水や緑の自然環境にとても恵まれているのである。
水都大阪は、都心部にロ字型に川が流れる世界でも珍しい街。大川沿いに、桜並木など豊かな自然が残っており大阪市内で6箇所しかない風致地区に指定されている。桜の通り抜けで有名な造幣局だけでなく、南天満公園や毛馬桜ノ宮公園など川と桜を楽しめる美しい公園がいくつもあり、春には大阪天満宮で梅まつりも開かれる。
また、中之島公園にはバラ園などもあり、季節ごとに様々なイベントが楽しめる場所にもなっている。
このように、四季が感じられる自然環境が身近にあることは、忙しい日々の中に潤いと安らぎを与えてくれる。 都市機能と自然環境の両方が揃うことはとても贅沢で豊かなことであり、都心での生活を高めてくれる重要な要素だろう。
充実した都心生活のためは、日常生活に必要な施設が身近にあることはもちろん、生活を豊かにしてくれる場所があることも大事である。
天神橋筋1丁目周辺の生活施設はバリエーションが豊富で生活に刺激を与えてくれる。 駅前の24時間営業のKOYOや天神橋筋商店街など、買い物施設は距離が近いだけでなく、営業時間が長いので使い勝手が良い。
他にも、老舗の会席料理のお店からファミリーレストランまで、様々なジャンルと格式の飲食店が数多くあり、目的や気分によって使い分けできるのも魅力だ。
このように、充実した生活施設のおかげで、生活のバリエーションも増え、様々なライフスタイルにも対応できる。天神橋1丁目は、小さな子供からシニア世代まで、全世代が快適に暮らせる環境が整った街だと言える。